お薬について
こちらでは、お薬に関する正しい知識を身につけ、お薬と上手に付き合っていけるようアドバイスを行っております。
服薬中のお薬の飲み方や副作用など、気になることがありましたらマゼンタ薬局にご相談ください。
先発医薬品とジェネリック薬の違い
新薬は、「先発医薬品」とも呼ばれ、ジェネリック医薬品は、「後発医薬品」と呼ばれています。
ジェネリック医薬品は新薬と同じ有効成分と製法で製造され、同じ治療効果がある
と厚生労働省に認められた医薬品のことを言います。
新薬には、開発元である製薬会社が特許を持っており、この特許期間中は当該医薬品の独占ができるため、その特許期間が切れた後に、他の製薬会社が新薬と同じ有効成分と製法で医薬品を製造します。ここで誕生するのがジェネリック医薬品(後発医薬品)となります。
ジェネリック医薬品は、同一の有効成分を用いた薬であるため、安全性が高く安価で購入できるためとてもお得です。
マゼンタ薬局では、オーソライズドジェネリック(AG)を優先して採用しております。
オーソライズドジェネリックとは、通常のジェネリック薬品と異なり先発医薬品メーカーから承諾を受けたジェネリックのことで、有効成分、添加物、製造方法などが先発医薬品と同じ医薬品のことです。
通常のジェネリックでは、一部添加物や製造方法が異なる場合がありますが、オーソライズドジェネリックは、先発医薬品の薬と同じ医薬品となるためより安心してご利用できます。
お薬の種類
内用剤(ないようざい)
内用剤(ないようざい)とは、口から飲む薬のことをいいます。
錠剤、カプセル剤、粉ぐすり、ドライシロップ、液剤、シロップ剤などの種類があり、それぞれ胃の中でとける時間と、薬が効きはじめるまでの時間、薬の効果が続く時間などがちがいます。
外用剤(がいようざい)
外用剤(がいようざい)とは、病気の部分に直接ぬったり、はったりして使う薬のことを言います。
傷口を消毒する消毒薬、目薬、点鼻薬、ねんざや腰痛・肩こりなどの治療に使用するシップ(貼付剤)、皮ふにぬる軟こう、おしりから入れる坐薬などが外用剤です。
いずれの薬も、事前に手を良く洗ってから使用しましょう。薬に 細菌がついてしまうと、かえって傷を悪化させてしまうおそれがあります。
注射剤(ちゅうしゃざい)
注射剤(ちゅうしゃざい)とは、腕や肩など体に注射針をさして、皮ふの下や血管内に入れる、液状の薬のことを言います。
体内に直接入れることができるため、 内用剤と比べて効き目が早く、薬も少ない量ですみます。
ただし、血液の中に直接入ることになるため、 副作用 がでやすく、また、 細菌にも感染しやすいので、注射剤をうつときには、十分な注意がはらわれています。
頓服薬(とんぷくやく)
頓服薬(とんぷくやく)とは、なんらかの発作が起こった時や症状が悪化した際に用いる薬で、服薬の時間帯が決められていない薬のことを言います。
対症療法として用いられる薬のため、薬効成分・剤形ともに即効性のあるもので作られています。
服薬の時間が定められていないからといって、症状がないときにむやみに飲んだり、連続して服薬してはいけません。胃を荒らしたり副作用の危険性を高めてしまうことがあります。
お薬手帳について
普段病院を利用されない方は聞きなれないと思います。
お薬手帳は、ご自身が飲んだことのある薬や現在飲まれている薬を記載している手帳のことです。いつ、どこで、どんなお薬を処方してもらったかご自身で覚えておくことは大変ですので、複数の医療機関を受診するときや、転居した時などお薬手帳をみせるだけで、あなたのお薬のことを分かってもらうことができます。
お薬手帳を持っておくとどんなメリットがあるの?
薬の重複やよくない飲み合わせを未然に防ぐことができる。
以前処方された薬の副作用の再発防止としての効果がある。
薬の仕様記録があることで、より安全な薬を使用することができる。